アリシンが健康に一番!

アリシン・にんにくの有効成分を紹介するブログ

アリシン

アリシン+〇〇で新たな効果が生まれます(中編)

アリシン+脂質=脂質アリシン アリシンは脂質と結合すると脂質アリシンという、ビタミンEと同じような働きをします。ビタミンEは抗酸化作用(過酸化脂肪の増加を止め、コレステロールによる血管内の老廃物を除去)によって血液をサラサラにし、さらに血行をよ…

アリシン+〇〇で新たな効果が生まれます(前編)

アリシンの特徴は他の物質と結合し新たな有効性を生み出すことです。一番知られているのは、何度も書きましたがアリシン+ビタミンB1=アリチアミンです。アリシンはビタミンB1(チアミン)と結合するとアリチミンになりビタミンB1と同じような働きをします…

強力な殺菌作用を持つアリシン

にんにくが土の中で成長する過程で、細菌や昆虫にかじられ傷ついた時にアリシンが発生し、細菌や昆虫を撃退しにんにくを守ります。このようにアリシンは強力な殺菌・抗菌作用を持ち、アメリカのカバリット博士たちの実験によれば、アリシンを含むにんにくの…

においの本体はアリシン

生のにんにくには無味無臭のイオウ化合物が含まれています。そしてにんにくを傷つけると、ある物質が刺激の強い新しい化合物に変化することが発見され、この揮発性の物質を「アリシン」と呼びました。アリシンは分解しやすく、空気に触れると二硫化ジアルを…

アリシンの発見はわずか70年前・・

これまでアリシンの効果・効能について書いてきましたが、にんにくが食べられるようになって2000年を超える歴史があります。しかしながら、その中核となる物質の働きが解明されたのはわずか70年前のことです。1944年にアメリカの学者カバリット、ベイリー、…

熟成させた無臭のにんにくエキス

1995年に出版された「ニンニクと健康」(筆者※スティーブン・フルダ-、ジョン・ブラックウッド)によれば、無臭のにんにくエキスはもともと日本で作られている製品だが、アリシンや二硫化ジアリルなどにんにくの主な有効成分は含まれていないようだ。日本の生…

にんにくとアリシンの関係

にんにくは『四改訂食品標準成分表』によれば、100g当りのエネルギー量は138カロリーと野菜の中では高い方です。主な成分は水分60.3g、たんぱく質8.4g、脂質0.1g、糖質28.7g、繊維質0.9g、その他ミネラル類はカリウムを多く含み、リン、鉄、ナトリウム…