アリシンが健康に一番!

アリシン・にんにくの有効成分を紹介するブログ

アリシン+〇〇で新たな効果が生まれます(前編)

アリシンの特徴は他の物質と結合し新たな有効性を生み出すことです。一番知られているのは、何度も書きましたがアリシン+ビタミンB1=アリチアミンです。アリシンはビタミンB1(チアミン)と結合するとアリチミンになりビタミンB1と同じような働きをします。ビタミンB1は体の中で糖質をエネルギー化するのに必要なものです。ビタミンB1が不足すると糖代謝が上手く行かず、疲労を蓄積させてしまいます。つまり糖分を取れば取るほど疲れてしまうことになります。ビタミンB1は水溶性ビタミンのため体内での吸収が悪く、摂取してもすぐに体外に排泄されてしまいますが、一方、アリチアミンは「活性持続型ビタミン」と呼ばれ体内での吸収率がとても良いビタミンです。ビタミンB1は一度に吸収される量は10㎎ですが、アリチアミンは限界量が有りません。そして長時間排泄されずに体内で必要に応じて供給されます。つまり糖分をスムーズにエネルギーに変えて行き疲労を回復させスタミナを持続させる働きがあります。

アリシン+タンパク質、アリシン及びアリシンから作られるスルフィド類はタンパク質と結合するとタンパク質を変性させ、元の状態より消化・吸収しやすい形にします。ステーキなどに「にんにく」を使うのも味付けだけでは無いのですね。

 

アリシンの力4000 | にんにくの力はアリシンの量で決まる