アリシンが健康に一番!

アリシン・にんにくの有効成分を紹介するブログ

アリシン+◯◯で新たな効果が生まれます(後編)

アリシン+加熱=アホエン アホエンは通常にんにくには含まれていない物質です。にんにくをスライスして食用油やアルコール溶液に浸して、加熱したさいにアリシンが変化して出来るものです。このアホエンには①血小板凝縮抑制作用②殺菌作用③抗腫瘍作用があると言われます。海外では薬品として研究が進んでいますが、いまだ健康食品の域を出ていないようです。研究者の中には否定的な方もいますが、日本ではめいらく中央研究所でのラット実験で脳卒中の予防効果が得られています。

アリシン+油=スルフィド類 にんにくを刻むと臭いの素アリシンが生じますが、直ぐに油につけると、揮発性のアリシンが油に溶け込みます。このにんにくオイルを調理などに使うと(加熱)、アリシンがスルフィド類に変わります。このスルフィド類は二十種類以上が確認されているそうですが、同時に発生するアホエンとともに①血栓予防効果②疲労防止効果③ダイエット効果④冷えや肩こりの予防効果⑤免疫増強効果などがあるようです。

参考図書:有賀豊彦著「ニンニク健康法」リヨンブックス