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【アリシン】にんにくの持つ免疫力とは何?

よく免疫力といいますが、免疫とは体内に侵入した病原菌やウィルス等を撃退したり、がん細胞が増殖しないようにするシステムのことです。このシステムにはウィルスに感染した細胞を殺すT細胞やがん細胞を攻撃するナチュラルキラー(NK)細胞など色々な種類の細胞が集まって機能しています。これらの細胞が血液の流れに乗って全身を巡りながら、病原菌などの動きを監視しているのです。また、最近になり動脈硬化の発生にも関わっていることが分かりました。免疫力とはこれらの免疫細胞の数や比率、増殖する能力のことを言います。

にんにく博士の有賀豊彦博士はにんにくの持つ「自然免疫の活性化」について、白血球の好中球とマクロファージによる活性酸素の生産アップ。リンパ球のNK細胞の活性強化をあげています。またにんにくから分離されたS-アリルシステイン(SAC) などに、これらの作用が確認されたとしている。また、「獲得免疫の活性化」のために働くT細胞は、自然免疫にかかわる先の細胞群の活性化を促進したり、とその分泌するサイトカイン(細胞から生まれるタンパク質で免疫の促進に関わっている)と言う活性物質による刺激を受け免疫抗体の産生を促進します。

つまり、にんにくはウィルスや細菌などの異物を直接捕食する機能と、二度とそのウィルスや細菌に侵されないように、抗体という武器を作り出す機能の二方向からの強化に役だっていると言えます。