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アリシン・にんにくの有効成分を紹介するブログ

【アリシン】にんにくの学術的評価は?

平成25年3月に発表された、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の行った「食品の機能性評価事業」で、にんにくは①血中コレステロールの正常化②降圧作用の2機能で、いずれもC評価でした。これは国内外の論文の分析評価ですが、①に関しては41報中、効果あり20報、判定保留3報、効果なし18報、負の効果0報、②については同じく12報中、効果あり8報、判定保留1報、効果なし3報、負の効果0報でした(いずれもヒト介入試験)。C評価の意味は「機能性について示唆的な根拠がある」としています。

これに先立つ24年4月消費者庁が発表した「食品の機能性評価モデル事業」ではn-3系脂肪酸(DHAEPA)がA評価を複数取りました。

にんにくのC評価に関して、同法人は「にんにくのイオウ化合物は、その構造や硫黄の結合数により、機能性成分の組成や残存率に顕著な違いが見られること、にんにく中の評価対象成分が特定されていないことを挙げている。

これはにんにくの有効成分が非常に多岐にわたること、次々と変化をしながら様々な有効成分を生み出すことで論文においても評価しにくいためと考えられます。

※調べたい方は ↓

食品の機能性評価事業

http://www.jhnfa.org/topic146-1.pdf

食品の機能性評価モデル事業

http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin915.pdf