以前も書きましたが、アリシンは高血圧の対策に有効です。平成24年度「食品の機能性評価事業」公益財団法人日本健康・栄養食品協会では、降圧作用に関して研究のタイプ・質・数はC評価、一貫性B評価、そして総合評価はCと言う結果でした。これは来年から始まる機能性評価表示が可能となる水準です。
具体的にはにんにくの有効成分アリシンが、
①コレステロールを分解して、血中コレステロール値を低下させ、高血圧の大敵であ る過酸化脂質形成を抑えます。
②抗血栓作用により、血栓症状から高血圧、脳梗塞、心筋梗塞を防ぎます。
③新陳代謝に必要な酵素を体内に送り込み。赤血球増殖作用がはたらき、高血圧の総 合的改善を図ります。
要介護になった原因は脳梗塞、心筋梗塞と血管の疾患が大きなウェイトを占めています、血圧の正常化と健康寿命を伸ばすことは、表裏一体ですね。
※一部、高橋敦子氏著、にんにくは万病の予防薬から引用