ビタミンB1の利用効率を向上させる
なんとなく元気のない人がにんにくを食べると、見違えるようにやる気が出てきます。そして体の働きも活発になってきます。にんにく効果で知られるのは、以下のようないくつかの作用が重なって確かなものになってきます。
1.独特の味と香りによる食欲の増進(スパイス効果)
2.自律神経の交感神経を刺激して興奮させる
3.糖と脂質を燃焼させえエネルギーを引き出し、同時に体を温める
4.ビタミンB1の血中レベルを上昇させる
5.男性ホルモンの分泌及び一酸化窒素産生による海綿体への血液充満の促進
ビタミンB1は、体内で糖質をエネルギー化するときに必要なものです。糖質をたくさん取ると、その分ビタミンB1を消費します。結果としてビタミンB1が不足すると、スムーズにエネルギーが作り出せなくなり、疲労を蓄積させてしまいます。
にんにくの有効成分アリシンはビタミンB1と結合してアリチアミンという脂溶性の物質に変化をし、体内に約10倍の率で吸収されやすくなります。そのためどんどん糖分をエネルギーに変換して、疲労が回復して、スタイナがつくことになります。
※最先端!ニンニク健康法(有賀豊彦著、リヨンブックス)
アリシンの力4000 | にんにくの力はアリシンの量で決まる