医学博士・新潟大学名誉教授安保徹先生の「病気にならない常識」と言う本から、「２０１０年度には３７兆４０２０億円の医療費が使われています。それに加えて、介護にも予算がかかっています。日本は病人対応の社会になってしまっているのです。この社会のあり方が正しいのか、それとも間違っているのかを、真剣に考える必要があります。確かに、介護を必要とする人も多いでしょう。しかし、お年寄りの８割が薬を飲んでいるという国は日本以外にはありません。日本社会では、自助努力の姿勢がほとんど見られなくなっています。」※長文引用しました。
これから先、団塊世代の要介護者が増えてくると考えられます、2025年には700万人を超えることが予測されています。介護にかかる費用も2010年の7.9兆円から2025年は23兆円にまで上昇する推計があります(社会保障国民会議）。かく言う私も団塊世代ですが、やはり子孫に禍根を残さないためには、我々世代が安保先生が言われるように自助努力をすることが必要です。生活習慣病を予防する食生活と適度な運動生活が必要ですね。まず病気を予防し、介護にならない心構えで生活したいものです。
