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アリシン・にんにくの有効成分を紹介するブログ

【アリシン】にんにくの歴史1

にんにくの歴史1

 しばらくは「にんにくの歴史」をQ&A形式で書いてみます。

Q1.にんにくの原産地は?

A1中央アジアキルギス地方(中国天山山脈一帯)という説が有力です。 

Q2.にんにくは中央アジアから世界に広がっていったんですか?

A2.中央アジア地方からシルクロードを経て、東西に広まったといわれています。 紀元前のエジプト、ギリシャなど地中海沿岸地方で栽培されていた記録があります。

 Q3.人類はにんにくをいつの頃から使ってきたのですか?

A3.約5000年前、メソポタミヤのスメール人と古代インドが使用したことが最初の記録として残っています。

 Q4.にんにくは食用として使われてきたんですか?

A4.紀元前1300年の古代エジプトでは強壮剤や媚薬として使われていたようですが、ピラミッドの建設労働者にスタミナ源としても使われていました。(ツタンカーメンの墓からにんにくが6個発見されています。またピラミッドでにんにくを食べる労働者の壁画が見つかっています)

 Q5.にんにくは薬としても使われてきたんですか?

A5.古代のインドではアーユルヴェーダ医療としてにんにくが使用されたことが医療教科書に残っています。

 Q6.世界では古代からにんにくの効能が知られていたということですか?

A6.ホメロスの「オディセイア」(紀元前800~600年ごろ)では、魔術を破る霊草としてにんにくが登場します。また、古代ギリシャの医学の祖といわれるヒポクラテスは蛇やさそりから受けた傷やハンセン病寄生虫、虫歯の特効薬として使われました。

Q7.にんにくはどのような治療に用いられてきたんですか?

A7.近世のヨーロッパでは農民の万能薬として、解毒、潰瘍、天然痘コレラなどの治療に使用されています。

 Q8.他にどのような治療に用いられたんですか?

A8.フランスのパストゥールも感染症菌を殺す効果があることを突き止めました。またアフリカではシュバイツァー博士がコレラやチフスの治療に使っています。

 Q9.にんにくは近代医学が確立するまで万病の治療薬として使用されてきたということですか?

A9.第一次世界大戦中、イギリスは傷痍軍人の治療や赤痢ににんにくを使っています。第二次世界大戦でもソ連は戦士の傷ににんにくを使用し、「ロシアのペニシリン」とさえ呼ばれました。

にんにくは凄いですね!現代では色々なサプリメントがありますが、にんにくほど人類に使われ続けている食品はないですね。

その効果・効能も評価が既に定まったものですが、本当の効果が分かったのは、1944年に「アリシン」が発見されてからです。

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