更年期障害とは男女ともにある年齢に達した時に起こる不調ですが、ことに女性に特徴的に起きます。女性の更年期とは卵巣機能が衰えはじめ、卵巣ホルモンの分泌が減少する「閉経を迎える期間の前後」を言います。この期間はホルモンバランスの乱れが自律神経の変調を招き、憂鬱、虚脱、不安、焦燥感など身体的、精神的にバランスを崩すことが有ります。
女子栄養大学高橋敦子教授は「ニンニクは万病の予防薬」同文書院 刊でこう述べてます。
女性特有の病気には体を温めることが必要です。優れた保温効果のある温野菜の代表がにんにくです。更年期障害、冷え性、低血圧の改善に、にんにくの有効成分が働きます。
◎ホルモンの分泌を促します
更年期障害はとくに卵巣ホルモンの機能低下と性腺ホルモンの多量分泌というアンバランスから変調が起きます。アリシンは卵巣ホルモンを刺激して分泌を促します。
◎自律神経変調をなくし神経組織を鎮静・安定化し、自然治癒力を高めます。
・・・このように書かれています。
にんにくは紀元前から様々に活用されてきましたが、やはり理由が有るのですね。女性は匂いが苦手の方や、にんにくを食べるとお腹を壊す方がいらっしゃいますが、無理のない形でお食事に利用して健やかな毎日を過ごしましょう。