にんにくの原産地は中央アジアのキルギス地方という説が有力です。そして中央アジア地方からシルクロードを経て東西に広まったといわれています。
約5000年前、メソポタミヤのシュメール人と古代インドが使用したことが最初の記録として残っています。
紀元前のエジプト、ギリシャなど地中海沿岸地方で栽培されていた記録が残っていますので人類の歴史と共に利用されていたようです。
紀元前1300年の古代エジプトでは強壮剤や媚薬として使われていたようですが、最も有名なのはピラミッドの建設労働者にスタミナ源としても配給されていました。
ツタンカーメンの墓からにんにくが6個発見されています。またピラミッドでにんにくを食べる労働者の壁画や配給記録などが見つかっています。