アリシンの抗菌力については、色々な研究成果がありますが、平成29年度の秋田県立大学の学生自主研究で以下の発表がなされています。色々な食材を調べた中で
1.抗菌性が確認できたのはにんにくと緑茶であった。
2.にんにくには含硫化合物アリインが含まれており、これが変化して生じたアリシ
ンやその分解 物であるジアリルスルフィドによって抗菌効果がもたらされ、緑茶
ではカテキンが抗菌 効果を示したものと考えられる。
3.にんにくは産地によって抗菌効果の大きさに違いが見られた。外観も多少異なる
こと から、品種によってアリシンの含有量に差があると推測された。また、希釈
倍率を下げ ていくにつれて、アリシン濃度が低下するため、阻止円の大きさもそ
れに伴って小さく なったと考えている。 (阻止円とは抗菌力の及ぶ範囲の大きさ)
4.アリシンやカテキンは、天然の化合物である為、利用しやすく害も少ないと考え
られ る。そのため、食品を安全に保存することなどへの応用が期待できる。
結果では、国産より外国産の方が抗菌力は強い結果が出ました。おそらく品種と成育
する上でイオウ化合物の含有量が異なってくるためと考えられます。肉類ににんにくを合わせることは合理的だったのですね。
ガーリック加工食品 アリシンの力4000(30日分)30粒 にんにく