にんにくの旬は6月から8月にかけてです。国内では青森県が9,980トンの生産量でトップシェアーの70%です。2位は香川県4%、3位は宮崎県と北海道が3%で並んでいます。
世界シェアーでは中国が圧倒的な約2,160万トン、シェアー79%のトップ、2位はインド6%、3位バングラディシュ1.4%、個人消費量では世界一の韓国が4位1%となっています。ちなみに日本は36位で0.08%となります。
日本のにんにくの特徴は大きくきれいに作られていることです。特に青森産は大きくて、形もきれいですよね。これは日本の生産者が手間暇をかけて作るからでしょうね。
世界ではにんにくはあまり手間をかけない粗放栽培が多いようです。
にんにくの原産地はいくつか候補が出ていますが、中央アジア(いまのキルギス)ではないかと言うのが定説になっています。
たしかに、中国でもキルギスに近い天山山脈辺りのにんにくは最高級品として扱われています。これは、にんにくの有効成分アリシンの元となるイオウ化合物が植物にとっては厳しい環境の土地の方が多く含まれるからだと言われます。
インドでも粗放栽培による高品質のにんにくが多く取れるようです。
日本でも普通にスーパーなどで売っているにんにくはほとんど中国産ですね。
※出展:FAOSTAT(2016年)