【アリシン】にんにくに含まれる有効成分とは?
にんにくに含まれる有効成分をお話しします。にんにくの有効成分の基はイオウ化合物です。にんにくは世界中で作られていますが、原産地と言われる中央アジアは肥沃とはいいがたい場所ですが土地にイオウ化合物が多く含まれています。比較的乾燥した土地で連作をせず(にんにくは土地の栄養を多く吸収するので地力を落とす)自然に栽培することが良いのでしょうね。
にんにくの有効成分
◇アリイン
にんにくに含まれる無臭の結晶性成分。にんにくを切ったり卸したりするとア
リナーゼの働きにより強い臭気を出します。
◇アリナーゼ
ニンニクに含まれる酵素でにんにくの細胞が破壊され空気に触れるとアリインを
分解しアリシンに変える。
◇アリシン
にんにくの臭い成分で土中で外敵から身を守る自己防御機能を果たす。抗菌作用が
高くビタミンB1と結びつきアリチアミンへ変化しビタミンB1の吸収を高める。
◇アホエン
アリシンを加熱すると生じる成分。強い抗血小板作用、抗菌作用を持つ。
◇アリチアミン
アリシンとビタミンB1が結びつき生じてビタミンB1の吸収を高める働きをする。
ビタミン剤の「アリナミン」はこのアリチアミンから生まれました。
◇スコルジニン
にんにくの成分と糖が結合してできた成分。無臭であり、体力増強、抗がん作用が
ある。
◇ゲルマニウム
にんにくに大量に含まれるミネラルであり、酵素を体の隅々に運ぶ働きがあり、精
力増強、疲労回復効果がある。
◎他にも、にんにくには様々な有効成分が含まれますが、ベースとなるのはアリイ
ンとアリナーゼが結合して出来るアリシンです。
※1日1片のにんにくを食べましょう。
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