サプリメント大国のアメリカで「ナチュラルメディシン・データーベース」というサプリメント・健康食品のスタンダードとなる出版物が発刊されており、その日本語版として「健康食品のすべて」とい本が同文書院から出版されています。
この本で、にんにくは「特有のニオイはイオウ化合物のアリシンという成分によるものであり、アリシンはビタミンB1の働きを強め、持続させる作用があり、料理には欠かせないスタミナ食材です」と評価されています
そして、この本ではサプリメントの有効性を三段階で評価しており、
「有効性レベルA」(効きます。またはおそらく効きます)
「有効性レベルB」(効くとは断言できませんが、効果の可能性が科学的に示されてい
ます)
「有効性レベルC」(効かない可能性が高いです、または効きません) ま
にんにくは「有効性レベルB」評価に、高コレステロール、高血圧、アテローム性動脈硬化、がん予防(結腸、前立腺、直腸、胃)、ダニ除け、真菌による皮膚疾患の予防とされ、「有効性レベルC」には、糖尿病、ピロリ菌による胃潰瘍、乳がん、肺がんなどが挙げられています。 サプリメントはほぼB評価ですが、A評価はビタミンなどになります。
にんにくの安全性に関しては「ほとんどの方に安全です、ただし皮膚に厚く塗るとやけどのような症状を起こすことがあります。妊娠授乳中の女性、出血性疾患の方などは使用しないでください」と書かれています。
そして、一緒の飲んでいけない薬として有名なのはワーファリンなどの血液を固まりにくくする薬ですね。これは血流を改善するサプリメント全般に言えます。
◇引用:「サプリメント・健康食品の効き目と安全性」同文書院より
※1日1片のにんにくを食べましょう!