にんにくは調理(処理)の仕方で効能も変わってきます。もともと、イヤな匂いのにんにくがだんだんと好きになったり、中にはお肉とにんにくが焦げた臭いが大好きという人までいます。
なぜ、にんにくは人類に好まれるようになったのでしょうか? にんにく博士の有賀豊彦先生は2つの理由をあげています。一つは、料理ににんにくを加えるだけでコクのある味が出ること、もう一つは、食後直ぐに良い反応が出ること、つまり体が温まるなどの即効効果があると述べています。確かににんにくを食べると直ぐに元気になった感じがしますね!
このため「食べても大丈夫」という消極的な受け入れ方から「努めて食べよう」という情報が脳内に記憶されるといいます。(脳がいいのもだと判断するのですね)
最近では殺菌・抗菌、血栓予防、抗がんなどの機能とアリシンなどのにんにくの有効成分を関係づける研究が行われ、この目的にはこの調理法などという、科学的なアドバイスが料理研究家からも出されています。