アリシンが健康に一番!

アリシン・にんにくの有効成分を紹介するブログ

【アリシン】にんにくの歴史2

にんにくの歴史Q&A2回目です。

Q10.日本にはどういうルートで伝ってきたんですか?

A10.中国にもたらされてから、朝鮮を経日本に伝わったのはおよそ2000年前、崇神天皇弥生時代と思われます。当時すでに朝鮮の帰化人がおり、彼らにより大陸の文化が渡ってきたようです。

 

Q11.古事記に魔よけとして書かれる?

A11.古事記(712年)に日本武尊は東征の帰路、足柄山の悪神の化身である白鹿に出会い、食べ残しの蒜(にんにく)を投げて退治したという話が出ています。

Q12.日本でも栽培されたんですか?

A12.918年の「本草和名」ににんにくの栽培に関することが書かれています。これが日本における最古の記述です。

Q13.日本でもにんにくは薬として使われたんですか?

A13.984年に編纂されたわが国最古の医書「医心方」には脚気、風邪、虫さされなど多くの症状に対する処方がまとめられていますので、薬として使用されたと思われます。

Q14.日本でよく食べられるようになったのはいつの頃からですか?

A14.明治時代以降、肉食が普及すると共に食べられるようになりました。しかし、伝統的な和食にはあまりにんにくは利用されてきませんでした。

 Q15.にんにくの名前の由来はなんですか?

A15.にんにくの名前の由来は、仏教用語の「忍辱」が語源。禅宗では「不許葷酒入山門」という言葉があります、これは酒や臭いものは修行の場である寺内に持ち込んではいけないというものです。これは釈迦がにんにくの精力増進の作用が強いため修行の妨げになるとして、薬用以外では禁止したためです。しかし厳しい修行の僧侶たちは荒行に耐える体力をつくるため、こっそりとにんにくを食しました。そこから「忍辱」と呼んで使われたところから始まったといわれます。

f:id:tetutaro1025:20140801064552j:plain