アリシンが健康に一番!

アリシン・にんにくの有効成分を紹介するブログ

【アリシン】天候の変動が激しい時期に

春先は天気の変動が激しいことがありますが、今年のように初夏のような陽気から、たった1日で真冬に逆戻りの寒さになるというのも珍しいですね。

私たちの体は急激な変化にすぐには順応できません、風邪をひいたり、体調を壊す方も多いと思います。

こんな時こそ「にんにく」を食べましょう。温度の変化にも抵抗力のある体を作り上げることも、普段に「にんにく」を食べていれば可能です。「にんにく」を食べるとアドレナリンとノルアドレナリンというホルモン分泌が促進され、交感神経を刺激して興奮作用をもたらします。そして「にんにく」本来持つエネルギー産生促進効果により、私たちを本当の元気にしてくれます。そのため、春先の気温変化にも対応できる体になります。これはアリシンから発生するスルフィド類の働きのおかげです。

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【アリシン】寒さで荒れた肌を春に回復するには

 みずみずしくてハリのある素肌の女性は、それだけでも十分魅力的なものです。冬の寒さで荒れたお肌を、この春に回復させましょう。高価な化粧品などに莫大な投資をは入りません。

にんにくに含まれるアリシンの働きには、快眠・快食・快便がありましたが、これは体の健康を保つとともにお肌の健康のためにも必要なことなのです。にんにくのアリシンが体の新陳代謝と同時にお肌の新陳代謝も進めているのです。

料理ににんにくをよく使う中国や韓国の女性の肌はきめが細かく美しいと言われます。アリシンには血管を拡張して血液の循環を良くする作用がありますから、快眠・快食・快便だけでなく、全身の細胞を活性化して、新陳代謝を促進することがわかっています。

いわばにんにくは「食べる化粧品」と言えるでしょう。1日1食ににんにくを入れた料理をお試し下さい。1日1~2かけらで十分です。

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【アリシン】にんにくの歴史3

 Q16.アリシンの発見はいつですか?

A16.アリシンの発見はにんにくの歴史に比べ最近です。1944年アメリカの科学者 

 カバリトとベイリーがにんにくに無臭のイオウ化合物があることを発見しました。

 さらににんにくを切ったり擦ったりして、細胞を破壊すると、にんにく特有のニオ

 イが発生します、この発生した成分がアリシンで抗菌作用の有ることも解明しまし

 た。

Q17.アリシンのメカニズムはなんですか?

A17.1951年スイスのノーベル賞科学者ストールとシーベックはアミノ酸の一種で、

 にんにくの細胞内に ある、無臭のアリインとアリナーゼという酵素が反応すること

 により、初めてニオイ成分が出来ることを発見しました。ここでアリシンという化

 合物が出来るメカニズムが分かりました。

Q18.アリチアミンはいつ発見されたのですか?

A18.1976年に京都大学の藤原元典博士等によりアリチアミン(商品名アリナミン)が

 発見されましたアリチアミンはアリシンとビタミンB1が結合した物質のことです。

 ビタミンB1は体の中で炭水化物からエネルギーを発生させる過程に欠かせない栄養

 素ですが、吸収されにくく沢山摂っても尿から排出されてしまいます。

 ところがアリチアミン(別名:活性持続性ビタミン)に変わると際限なくビタミンB1

 を体に取り入れることができます。

 紀元前から人類に活用されたにんにくの科学が判明したのはごく最近なのですね。

 

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【アリシン】にんにくの歴史2

にんにくの歴史Q&A2回目です。

Q10.日本にはどういうルートで伝ってきたんですか?

A10.中国にもたらされてから、朝鮮を経日本に伝わったのはおよそ2000年前、崇神天皇弥生時代と思われます。当時すでに朝鮮の帰化人がおり、彼らにより大陸の文化が渡ってきたようです。

 

Q11.古事記に魔よけとして書かれる?

A11.古事記(712年)に日本武尊は東征の帰路、足柄山の悪神の化身である白鹿に出会い、食べ残しの蒜(にんにく)を投げて退治したという話が出ています。

Q12.日本でも栽培されたんですか?

A12.918年の「本草和名」ににんにくの栽培に関することが書かれています。これが日本における最古の記述です。

Q13.日本でもにんにくは薬として使われたんですか?

A13.984年に編纂されたわが国最古の医書「医心方」には脚気、風邪、虫さされなど多くの症状に対する処方がまとめられていますので、薬として使用されたと思われます。

Q14.日本でよく食べられるようになったのはいつの頃からですか?

A14.明治時代以降、肉食が普及すると共に食べられるようになりました。しかし、伝統的な和食にはあまりにんにくは利用されてきませんでした。

 Q15.にんにくの名前の由来はなんですか?

A15.にんにくの名前の由来は、仏教用語の「忍辱」が語源。禅宗では「不許葷酒入山門」という言葉があります、これは酒や臭いものは修行の場である寺内に持ち込んではいけないというものです。これは釈迦がにんにくの精力増進の作用が強いため修行の妨げになるとして、薬用以外では禁止したためです。しかし厳しい修行の僧侶たちは荒行に耐える体力をつくるため、こっそりとにんにくを食しました。そこから「忍辱」と呼んで使われたところから始まったといわれます。

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【アリシン】にんにくの歴史1

にんにくの歴史1

 しばらくは「にんにくの歴史」をQ&A形式で書いてみます。

Q1.にんにくの原産地は?

A1中央アジアキルギス地方(中国天山山脈一帯)という説が有力です。 

Q2.にんにくは中央アジアから世界に広がっていったんですか?

A2.中央アジア地方からシルクロードを経て、東西に広まったといわれています。 紀元前のエジプト、ギリシャなど地中海沿岸地方で栽培されていた記録があります。

 Q3.人類はにんにくをいつの頃から使ってきたのですか?

A3.約5000年前、メソポタミヤのスメール人と古代インドが使用したことが最初の記録として残っています。

 Q4.にんにくは食用として使われてきたんですか?

A4.紀元前1300年の古代エジプトでは強壮剤や媚薬として使われていたようですが、ピラミッドの建設労働者にスタミナ源としても使われていました。(ツタンカーメンの墓からにんにくが6個発見されています。またピラミッドでにんにくを食べる労働者の壁画が見つかっています)

 Q5.にんにくは薬としても使われてきたんですか?

A5.古代のインドではアーユルヴェーダ医療としてにんにくが使用されたことが医療教科書に残っています。

 Q6.世界では古代からにんにくの効能が知られていたということですか?

A6.ホメロスの「オディセイア」(紀元前800~600年ごろ)では、魔術を破る霊草としてにんにくが登場します。また、古代ギリシャの医学の祖といわれるヒポクラテスは蛇やさそりから受けた傷やハンセン病寄生虫、虫歯の特効薬として使われました。

Q7.にんにくはどのような治療に用いられてきたんですか?

A7.近世のヨーロッパでは農民の万能薬として、解毒、潰瘍、天然痘コレラなどの治療に使用されています。

 Q8.他にどのような治療に用いられたんですか?

A8.フランスのパストゥールも感染症菌を殺す効果があることを突き止めました。またアフリカではシュバイツァー博士がコレラやチフスの治療に使っています。

 Q9.にんにくは近代医学が確立するまで万病の治療薬として使用されてきたということですか?

A9.第一次世界大戦中、イギリスは傷痍軍人の治療や赤痢ににんにくを使っています。第二次世界大戦でもソ連は戦士の傷ににんにくを使用し、「ロシアのペニシリン」とさえ呼ばれました。

にんにくは凄いですね!現代では色々なサプリメントがありますが、にんにくほど人類に使われ続けている食品はないですね。

その効果・効能も評価が既に定まったものですが、本当の効果が分かったのは、1944年に「アリシン」が発見されてからです。

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【アリシン】花粉症の季節です、にんにく効果で乗り切ろう!

2月に入り、そろそろ花粉症のニュースが流れ始めます。花粉症は特定の物質(抗原)に体が過敏に反応するアレルギー症状ですが、この春先はスギ花粉が抗原になります。

病院ではくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの不快症状に対処するために、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、漢方などが処方されます。

この場合に強力な抗アレルギー食品であるにんにくを薬と併用すると、不快症状が軽減されます。

にんにくの作用は、まだ究明されていませんが、花粉症に対する有効性は動物実験で明らかにされています。スギ花粉症を発症しているマウスに、毎日にんにくエキスを投与した場合と、投与しなかった場合を比べてみると、にんにくエキスを与えた方がアレルギー反応を著しく抑制しているという結果でした。

いずれにしてもにんにくの有効成分が効力を発揮していることがわかりました。薬と併用しながら辛い花粉症の季節を乗り切りましょう!

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【アリシン】血圧が高いのですがにんにくを食べても大丈夫?

まったく心配ありません、にんにくには逆に血圧を下げる働きがあります。にんにくには血管拡張作用があり、血圧を下げ、高血圧でおこる耳鳴りや、頭痛、めまいなどを改善する働きがあります。毎日、1~2片のにんにくを料理に使い高血圧と上手くお付き合いください。

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