アリシンが健康に一番!

アリシン・にんにくの有効成分を紹介するブログ

【アリシン】アリシンは新陳代謝を促す!

若々しい張りのある肌は、多くの女性にとり共通の願いです。しかし、メイキャップしていない素肌の美しさは体が健康でなければ手に入れることが出来ません。

アリシンの働きには、前回お話ししたホルモンバランスや自律神経の調整機能がありますが、そしてストレートな形で快眠・快食・快便が得られます。これで女性の体の問題の多くが解決されますね。

にんにくに含まれるアリシンには全身の細胞機能を活性化し、新陳代謝を促す作用が認められています。素肌自慢の女性も年齢を経ると新陳代謝の衰えが肌に直ちに出てきます。これは仕方のないことですが、アリシンには血管を拡張して、血流を良くし、体温を上げる作用があります。これらの作用で細胞が活性化され、新陳代謝が良くなることにつながります。

美容効果からいえば、大粒にんにくを1日に一かけら(約2~5g)食べることが良いでしょうね。ただし胃腸が弱い方や匂いが気になる方はサプリメントでもOKです。その場合はアリシンの含有量(※)をチェックして多いものを選びましょう。

このように、にんにくは「体の内からの化粧品」と言えるでしょう。

※欧米では生にんにく1gに対してアリシン1000マイクログラム相当としています。

【アリシン】更年期障害の対策ににんにくは効果的か?

更年期障害とは男女ともにある年齢に達した時に起こる不調ですが、ことに女性に特徴的に起きます。女性の更年期とは卵巣機能が衰えはじめ、卵巣ホルモンの分泌が減少する「閉経を迎える期間の前後」を言います。この期間はホルモンバランスの乱れが自律神経の変調を招き、憂鬱、虚脱、不安、焦燥感など身体的、精神的にバランスを崩すことが有ります。

女子栄養大学高橋敦子教授は「ニンニクは万病の予防薬」同文書院 刊でこう述べてます。

女性特有の病気には体を温めることが必要です。優れた保温効果のある温野菜の代表がにんにくです。更年期障害冷え性、低血圧の改善に、にんにくの有効成分が働きます。

◎ホルモンの分泌を促します

更年期障害はとくに卵巣ホルモンの機能低下と性腺ホルモンの多量分泌というアンバランスから変調が起きます。アリシンは卵巣ホルモンを刺激して分泌を促します。

◎自律神経変調をなくし神経組織を鎮静・安定化し、自然治癒力を高めます。

・・・このように書かれています。

にんにくは紀元前から様々に活用されてきましたが、やはり理由が有るのですね。女性は匂いが苦手の方や、にんにくを食べるとお腹を壊す方がいらっしゃいますが、無理のない形でお食事に利用して健やかな毎日を過ごしましょう。

【アリシン】女性の美肌づくり(体温を上げる)

今回は女性の美肌づくりとにんにくについて考えてみます。

にんにくサプリメントの会社のCMで「にんにくをたくさん食べる韓国女性は肌がきめ細かくきれい」と言うようなコメントが有りました。韓国の方は日本人の20倍もにんにくを食べるので、なるほどと言う気もします。

さて、いま日本の女性は低体温の方が増えているそうです。あなたはいかがですか35度台の方がいるようですね。低体温の原因は生活習慣に有るといわれますが、ことに食生活において加工食品(ファーストフードやお弁当、お菓子など)が増えたことが一因と言われています。

低体温だと何が悪いのでしょうか?

低体温とは内臓温度が低いということで体の新陳代謝が衰えます。体はむくみが出たり便秘気味になったり、汗が出にくくなったり、体に毒素がたまっている状態になります。そのため、肌にとっては吹き出物やくすみが出たり、角質の代謝が悪くなりシミが増えてきたりします。

これに対して体温を上げると、血の巡りが良くなり血行の良い肌に変わり、くすみやクマがなくなり、肌つやも良くトラブルが減ってきます。

一説には体温は37度でも良いという考えも有るそうですが、せめて平均体温の36.5度位にはなりましょう。

体温を上げる食品はにんにくが一番ですね、にんにくの成分アリシンやスコルジニンは血管を弾力のある若々しさにし血流を改善します。手足の先まで伸びた毛細血管に血液が流れやすくなり、酸素や栄養が隅々まで行き渡ります。

そして体の中の栄養を燃焼しエネルギーに変えるビタミンB1と結合しアリチアミンという脂溶性のビタミンB1に変化をして、もっともっと体を燃焼させます。

貴方もにんにくを食べて「体温を1度上げ」美肌を実感してみませんか!

 

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【アリシン】女性に役立つにんにく!

人類にとりにんにくは食品としてお薬として役立ってきましたが、女性にとってはどんな効能があるでしょうか?

にんにくを食べることで以下の予防効果が考えられます。

①血行を促進し、血管のつまりを抑える

 体温を上げる、貧血予防、美肌、老化防止、肌荒れ防止、脱毛予防など

②胃腸の働きを良くして食欲を増進させる

 食欲増進、便秘予防、消化促進など

③その類まれな抗菌作用で病原菌を殺し炎症を抑える

 かぜ予防、のどの病気予防、皮膚炎予防など

④自律神経の働きを正常化してストレスを抑制する

 頭痛、めまい、不眠、冷え性、ストレスなどの予防

⑤ホルモンの分泌を活発にする

 更年期障害の症状改善、ホルモンの分泌異常の改善など

女性に多い悩みや気になる症状を上げてみましたが、このようににんにくを常食することは、とても体にいいことです。ことに食事が不規則になったり外食が多い方、肉食を好む方など、にんにくを1日1回でも摂ることが健康生活の近道です。

次回からは女性の気になる症状について詳しくお話しします。

 

 

久々にアリシン万歳!

 

しばらくお休みをしておりましたが、仕事もひとまず落ち着きましたので、再びアリシンのお話を再開させていただきます。

アリシンはにんにくに含まれる無臭のアリシンと酵素アリイナーゼが反応して生まれます。地中で虫や細菌がにんにくを食べようとして、かじったりするとアリシンが発生しその臭い匂いで撃退するのです。

このアリシンには抗菌力や抗酸化力があり、そのためにんにくは紀元前から人類の役に立って来ました。古代エジプトではピラミッド建設の労働者に支給されたり、ローマの戦士はスタミナ作りと僻地での伝染病対策として、シュバイツアー博士はアフリカでのコレラなどの薬として活用しました。

しかし、にんにくが科学的に解明されたのは、ごく最近のことで1944年にアメリカの科学者によりアリシンの存在が発見されました。そして1951年にスイスのノーベル賞学者ストールとシーベックがアリインと酵素アリイナーゼが反応してアリシンが発生するメカニズムを発見しました。

日本では1976年に京都大学の藤原元典博士らによりアリチアミンが発見されました。アリチアミンはアリシンとビタミンB1が結合した物質です。ビタミンB1は体の中で炭水化物からエネルギーを作り出す過程で必要な栄養素ですが、水溶性のため吸収しにくく、沢山摂っても尿として排出されてしまうのが難点でした。

しかしこのアリチアミン(別名:活性持続型ビタミン)は性質が脂溶性に代わるため、体内に際限なくビタミンB1を取り込むことが出来るようになります。

有名なアリ〇ミンは原材料がフルスルチアミンとしていますが、アリチアミンの誘導体(基本的構造を大幅に変えずに改変されたもの)です。

だからにんにくを食べると疲れが取れるとか、スタミナが付くと言うのですね。このようににんにくは私たちにとってとても役立つ食品ですし、その効果は実はアリシンに有ったのです。

アリシン万歳ですね! これから少しずつアリシンについて書いて行きますのでよろしくお願いします。

 

【アリシン】梅雨時の体調不良にはにんにくを!

いよいよ全国的に梅雨に入りました。梅雨は気候の変化が大きく体がついてゆけず、自律神経が乱れやすい時です。単に体がすっきりしないだけでなく体調を崩す方もいます。これは短い期間に気温や気圧が大きく変化するためで気候病などと言います。

まず、大事なことは生活にメリハリをつけることです。昼は活動的に過ごし汗をかくことが大事です。一方、夜はリラックスして夜更かしをしないこと。活動している時や緊張しているときに働く交感神経と体がリラックスしているときに働く副交感神経のバランスが取れていることが、私たちが元気で生活うえで大事です。

にんにくは自律神経の働きを正常にして、ストレスを抑制する働きがあります。そしてアリシンはビタミンB1と結びつき元気ビタミンのアリチアミンに変化し、体を元気にしてくれます。

また、一日の最後にシャワーだけでなく、。お風呂にゆっくりと入ることもおすすめです。自律神経を調整するとともに体を冷さない効果があります。

にんにくも体温を上げる食品ですからどんどん食べましょう。

【アリシン】腸内フローラとにんにく

今年の2月に放送されたNHK特集からだと思いますが、腸内フローラと言う言葉が話題になっています。腸内フローラを最適にすることが、生活習慣病やアレルギーなどの予防・改善に役立つと言われます。

善玉菌・悪玉菌の名付け親で腸内菌の世界的権威の光岡知足先生はこのように言われてます。

「腸内には数百兆単位の菌が生息し、ヒトの健康を左右する大事な役割を果している」

「重要なのはバランスで善玉菌が多ければいいものではない、おおよそ善玉菌(ビフィズス菌)の割合が20%程度が維持できれば、その人は障害健康で過ごせる」

「しかし加齢と共にウイルシュ菌などの悪玉菌が増加する」

「生きた乳酸菌(ビフィズス菌)が腸まで届き増殖することは普通ないのです。死んだ菌であれ、腸に運ばれると菌に含まれる成分(菌体成分)により、腸内に集まっている免疫細胞が刺激され、その結果免疫の活性により体全体のホメオスタシス(恒常性)が安定し機能性が高まるのです」

にんにくの有効成分「アリシン」は腸機能を促進してビフィズス菌を活性化する働きがあり、このときに発生する乳酸や酢酸が腸管を刺激して、腸内活動を活発化します。そして、腸内フローラ改善に役立つストレス解消にも「アリシン」は効果的な働きをします。にんにくは毎日少しずつ食べることが大事ですね。

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