日本では健康や美容のためとして「にんにく」はあまり食べないようです。それは日本では昔からにんにくは強壮剤としてのイメージが強く、さらに独特の臭いも嫌われていることが原因のようです。またにんにくの科学的な情報が不足しているため、消費者ににんにくの実際のパワーが理解されていないと思われます。
にんにくの独特の臭いが嫌われているため無臭にんにくが開発されています。しかし無臭ということは有効成分のイオウ化合物を排除したことになりますから、アリシンなどの必要量は摂取できないということになります。
臭いが気になる方はサプリメントも選択肢の一つです。日本のサプリメントは「にんにく卵黄」が主流ですが、有効成分のアリシンは揮発性が高く、かつ熱と酸に弱いため「にんにく卵黄」のように製造時に加熱するものはアリシンが失活していることが多いようです。また、直接胃で溶けてしまうサプリメントも胃酸で勢いを無くしてしまいます。
にんにくサプリメントは過熱をしない製法でかつ胃の段階で溶けにくく腸で溶けて吸収されるものをお勧めします。
欧米のにんにくサプリメントはこの腸溶性タイプで大成功をし主流となっています。