現代社会の変化は目まぐるしく、仕事の質の変化や、人間関係のトラブル、将来への不安などストレスは増す一方です。
ストレスが解消できないまま、増大してゆくと心身のバランスを壊し、病気を引き起こすことになりかねません。
ことにコロナ禍における女性の自殺が増えたことはニュースになりました。ここ10年以上、自殺者数は減少を続けてきましたが、2020年に女性の自殺者数が大幅増に転じました。2020年の男性自殺者数は13,943人(前年比-135人)、一方女性自殺者数は6,976人(前年比+885人、15%増)と大きく増えました。
この原因を考えると、
・コロナ過で女性に解雇や減給などの経済的なしわ寄せがことに強く出た
・収入の変化による家計ひっ迫で家庭内での不和などが生じている
・家庭でのコロナ対策から始まり、家事・育児などの負担がコロナ前より大きく増えた
男性も働き方の変化でストレスは高まっていると思いますが、特に女性においては大きな精神的な負担となっているようです。
ストレスを克服するには、まず原因となることを解消することです。経済的な不安、家庭の不和、将来への不安など、一人で抱え込まず身近な方や公的な機関に相談することです。政府も「孤立・孤独対策担当室」を開き、厚労省を中心に全国のNPOなどでの相談窓口を開設しています。
そして問題を抱えていても、頑張ってそれまでの食事や睡眠をなるべく維持しましょう。体力が落ちると精神的に不安に駆られる傾向が強く出てきます。
コロナウィルスもワクチンア接種などで終息に向かう兆しが出てきました、あともう少しの頑張りではないでしょうか。
参考に3月7日時点でのコロナウィルス感染者の多い国別表です。これを見ても日本は国民のコロナ対策での頑張りが効いていると思われ一桁、二桁も少ない件数になります。
コロナウィルス感染者数 | ||
国 別 | 感染者数 | 死亡者数 |
米国 | 2895万2954 | 52万4362 |
インド | 1121万0799 | 15万7756 |
ブラジル | 1093万8836 | 26万4325 |
ロシア | 427万4263 | 8万4325 |
英 国 | 422万5906 | 12万4654 |
フランス | 394万2243 | 8万8597 |
イタリア | 304万6762 | 9万9578 |
トルコ | 276万9230 | 2万8965 |
ドイツ | 250万6169 | 7万1951 |
日 本 | 44万0621 | 8276 |
世界全体 | 1億1654万9031 | 258万8789 |