アリシンが健康に一番!

アリシン・にんにくの有効成分を紹介するブログ

【アリシン】にんにくの歴史3

 Q16.アリシンの発見はいつですか?

A16.アリシンの発見はにんにくの歴史に比べ最近です。1944年アメリカの科学者 

 カバリトとベイリーがにんにくに無臭のイオウ化合物があることを発見しました。

 さらににんにくを切ったり擦ったりして、細胞を破壊すると、にんにく特有のニオ

 イが発生します、この発生した成分がアリシンで抗菌作用の有ることも解明しまし

 た。

Q17.アリシンのメカニズムはなんですか?

A17.1951年スイスのノーベル賞科学者ストールとシーベックはアミノ酸の一種で、

 にんにくの細胞内に ある、無臭のアリインとアリナーゼという酵素が反応すること

 により、初めてニオイ成分が出来ることを発見しました。ここでアリシンという化

 合物が出来るメカニズムが分かりました。

Q18.アリチアミンはいつ発見されたのですか?

A18.1976年に京都大学の藤原元典博士等によりアリチアミン(商品名アリナミン)が

 発見されましたアリチアミンはアリシンとビタミンB1が結合した物質のことです。

 ビタミンB1は体の中で炭水化物からエネルギーを発生させる過程に欠かせない栄養

 素ですが、吸収されにくく沢山摂っても尿から排出されてしまいます。

 ところがアリチアミン(別名:活性持続性ビタミン)に変わると際限なくビタミンB1

 を体に取り入れることができます。

 紀元前から人類に活用されたにんにくの科学が判明したのはごく最近なのですね。

 

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