【アリシン】馬刺しでO157食中毒になるの?
国立感染症研究所はO157感染症の今年に入っての報告数が、4月22日までに126例と、この5年間で2010年に次ぎ2番目に多くなっている、そして重篤な合併症である溶血性尿毒症症候群(HUS)の発症率は例年と変わらないが、発症人数は2番目に多いことから、流行期の夏を前に関係者に周知を図っている。報告のあった症例のうち、「馬刺し」と関連した記述があったのは約半数の52例と多かったそうです。
梅雨を入りを前に食中毒には気をつけましょう。馬刺しはユッケなどの生肉の提供ができなくなっている中で数少ない生食出来るお肉です。一般的にはおろしニンニクかおろし生姜でたべるので、にんにく醤油にたっぷり浸けてから食べるようにしましょう。にんにくに含まれるアリシンは殺菌・抗菌力に優れ、O157に対して殺菌効果があることは弘前大学医学部の佐々木甚一氏等の研究で明らかにされました。でも、美味しいからといって食べ過ぎないように。