研究者やマスコミからは、がんの予防法がさまざまと出されます。また、これを食べるとがんにならないなどの話しも多く聞かれます。しかしエビデンスが有る話はそれほど多くは有りません。
意外にあまり報道はされていませんが、1990年に総額約2000万ドルの国家予算を使い、アメリカ国立がん研究所を中心に行われた、「デザイナーフーズ・プロジェクト」があります。
プロジェクトでは、まず信頼できるデータを集めるために、55~69歳の女性、41,389名で、直腸がんの発生状況を5年間にわたって追跡調査し、がんの発生と食品の影響を調査しました。
その結果40種類以上の食品にがん予防効果が認められました。それを図にしたのが「デザイナーフーズ・ピラミッド」(下図)です。
このプロジェクトでは計127種類の食物が対象になりましたが、そのトップに立ち、唯一、統計学的に「癌の発生を予防する効果がある」と証明されたのはにんにくだけでした。
この結果を受けて、アメリカではにんにくの消費量がそれまでの3倍になったと言われます。
ガーリック加工食品 アリシンの力4000(30日分)30粒 にんにく