アリシンが健康に一番!

アリシン・にんにくの有効成分を紹介するブログ

【アリシン】人類とにんにくの歴史

にんにくの原産地は中央アジアと言われていますが、歴史に登場するのは紀元前4500年の古代エジプトになります。現存する最古の医学書「エーベル・パピルス」には薬として記載されています。当時エジプトではにんにくと玉ねぎが重要な作物として利用されてきました。ことににんにくはピラミッド建設の労働者(奴隷ではないようですね)に支給されるものとして粘土板に書かれています。
にんにくの強壮作用は過酷なピラミッド建設を成し遂げる食べ物として地中海地域に広まったそうです。

時を経てローマ時代の戦士は敵地へ赴くにあたり、強い体つくりと感染症予防のためににんにくを用いました。今の中央ヨーロッパは未開の地のように思われてました。

中国には紀元前140年頃に伝わり、日本へは2000年ほど前と言われます。「古事記」にも応神天皇の御歌の中ににんにくが出てくるそうです。
日本ではにんにくはその強烈なニオイが和食と合わず敬遠されてきました。また禅宗の山門に残る「不許葷酒入山門」にあるように強壮作用が修行僧の雑念を呼び起こすとして、ニラ、ネギなどと酒を寺に持ち込むことを禁止されました。

20世紀のヒューマニスト シュバイツアー博士はアフリカ赤道下のガボンにおいて,コレラチフスの治療ににんにくを使いました。第一次世界大戦でロシアは負傷した兵士の傷の治療ににんにくを使い「ロシアのペニシリン」と呼ばれました。

1990年代にアメリカ国立ガン研究所(NCI)がガンの予防に有効な天然物質で強化された食品を作ることを目的に当時の2000万ドルの予算で発足したプロジェクトで、にんにくが予防効果で第一位になりました。この計画は食品作りまでは出来ずに終わりましたが、その後アメリカでのにんにくの消費量が3倍規模となり、にんにくの輸出国から輸入国に変わりました。

人類の健康に役立ってきた食品としてにんにくは傍にいたのですね。
※1日1片のにんにくを食べましょう!

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ガーリック加工食品 アリシンの力4000(30日分)30粒 にんにく