今年の夏は暑かったですね!食欲の秋と言いますが、いまが体力を取り戻す絶好のタイミングです。→そのためには「にんにく」です!
●アリシン+ビタミンB1=アリチアミンが肝です
「にんにくを食べるとなぜ元気になるか?」にんにくの作用で最も頭に浮かぶのは
「強壮」作用で、これにはにんにく中のアリシンとビタミンB1が関係しています。
ビタミンB1は体の中の糖質をエネルギーに変える働きをしているので、ビタミンB1が不足するとエネルギーの生産が落ちて疲労が蓄積します。逆にビタミンB1が体に充足していると、疲労も回復しエネルギー生産が進みスタミナがつきます。
ただしビタミンB1はいくら摂っても一定程度を超えると尿と共に体外へ排出されてしまいます。しかしアリシンとビタミンB1が結合するとアリチアミン(活性持続性ビタミン)へと変化をして、体の中にどんどんため込まれ、スタミナ作りに役立ちます。
●にんにくはタンパク質を吸収しやすくする
タンパク質は私たちの体の血や肉のもとになります。アリシンは体の中のタンパク質と結合すると、その構造に変化を起こし、たんぱく質を消化・吸収しやすくします。ステーキににんにくをつけ合わせるのも腐敗しやすい肉と殺菌力の高いにんにくの取り合わせだけでない、昔からの知恵ですね。
●まだある有効成分
「にんにく」には他にもアリシン、スコルジニン、ゲルマニウムなど元気になる有効成分がいっぱい詰まってます。
※1日1片のにんにくを食べましょう!