映画に出てくるドラキュラは十字架やにんにくの束を出されると逃げてしまいます。
なぜ、ドラキュラはにんにくが嫌いなのでしょうか?
理由はいくつか考えられますが、いま、私たちが直面しているコロナ・ウィルスのように紀元前から人類は感染症との戦いを繰り返してきました。
古代エジプトでは天然痘で人類滅亡の危機が訪れました。また、1600年代半ばにはペストにより多くの方が亡くなりました。
そのような中でにんにくは古代より感染症や疲労、衰弱、神経症の病気、循環器系の病気そして傷や怪我の薬として使われてきました。
パスツールやシュバイツアーもにんにくの殺菌作用と殺アメーバー作用を医療に応用しました。
目に見えない感染症の恐怖は、いまの私たちの生活でも同じですが、まだ科学の発達していなかった頃はもっと大きな恐れだったでしょう。
ドラキュラに血を吸われると、吸われた人も吸血鬼になってしまう、これは感染症を暗示しているのではないでしょうか。すなわち伝染する病気=吸血鬼に対してはにんにくが効く! そのため吸血鬼退治にはにんにくが使われることになったのではないでしょうか。他にも太陽光、銀の鉄砲玉、炎、流水と殺菌力のあるものばかり使われます。
にんにくは薬では無いので病気を治すものでは無く、病気になりにくい体と心を作るものだと思います。
ホラー映画も近年はドラキュラもすっかりゾンビに代替わりしましたが、ゾンビがニンニク嫌いとは聞きませんねニューバージョンなのでしょうね。
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