ここの所、雨の日が多くすでに梅雨入りのような気もしてきました。梅雨から夏にかけて体力勝負の季節となりますが、体力つくりは今がチャンスです。まず食べることが一番ですが食欲を刺激して、かつスタミナを作るにはやはりにんにく料理です。そのにんにく…
にんにくを食べるには肉料理との相性が一番です。しかし、毎日にんにくを食べるには例えば「しょうゆ漬けにんにく」や「酢にんにく」が簡便で良いでしょう。過去記事ですが、にんにく漬けの作り方を紹介いたします。 1.しょうゆ漬けにんにく 皮をむき水洗…
新型コロナウィルス対応での自粛生活も1か月を超えさらに継続されます。初めての経験で戸惑いも多いと思いですね。しかし開けない夜はありませんので、いずれは収束することとなるでしょう。 ただし新型コロナウィルスが完全に収束するかは、ワクチンの生産…
緊急事態宣言が今月いっぱい継続となりました。外出もままならずストレスや体調の変化を感じている方も多いと思います。 本ブログは「にんにくブログ」なので、にんにくを使った解消法を考えてみます。これまで書いてきましたが、にんにくを食べるとアリシン…
にんにくは殺菌力に優れていますが‥その匂いはとても気になりますね。しかし、肉料理とは古代から良いパートナーです。現代のように冷凍技術が無い時代は腐敗しやすい肉料理には必ずにんにくを使いました。その独特の匂いも肉や魚の匂い消しとして利用してい…
昔からにんにくの有効性はあの独特の匂いに秘密があるのではないかと考えられました。にんにくはユリ科のネギ属に分類されますが、他のネギ属と異なるのは「あの匂い」です。 科学の発展が始まった18世紀から「この匂いの研究」に取り組む科学者が出てきまし…
☆///にんにくを食べる人はガンになりにくい! 少し古い話ですが、1990年にアメリカ国立ガン研究所が、ガン予防に効果が期待される食品のリストを「デザイナーフーズプログラム」として発表しました。(下の表) 127種類の野菜を調査対象にガン予防に効果のある…
アリチアミンはにんにく独特の臭気成分であるアリシンと水溶性のビタミンB1(チアミン)が結合することで生成される化合物です。 にんにくの細胞が破壊されることによって、にんにくに含まれる無臭のアリシンと酵素アリナーゼが結合し、にんにく独特の臭気成分…
昔からにんにくは強壮食として知られています。そのためかにんにくをよく食べる方は、好色漢のように見られる時代もありました。 近代になりにんにくの滋養強壮効果が科学的に説明されるようになりました。古代エジプトではピラミッド建設の労働者にはにんに…
感染対策の自粛により自宅にとどまっている方が多いと思いますが、外へ出る機会が減るとストレスがたまりますね。今回のテーマはにんにくはストレス緩和に役立つかです。 これまでに経験したことのない状況なのでストレスの原因は様々あると思いますが、まず…
にんにくの効果をすぐに得るには、すりおろしたにんにくを生で食べることが一番です。生で食べることでアリシンがすぐに活動を始めます。とくにアリシンは熱と酸に弱いので強い加熱や酸はアリシンを失活させます。 しかし、胃腸が弱い方は胃が痛くなったり、…
にんにくを食べると「元気になる」「スタミナがつく」と言われます。その理由はどうしてでしょうか? 1.ビタミンB1の吸収が高まる 元気ビタミンと言われるビタミンB1は体中で糖質をエネルギーに変える働きをして います。 しかしビタミンB1は、すぐに体から…
これは、以前書いた記事になりますが、面白いので再掲載します。 スティーヴン・フルダー博士著「ニンニクと健康」(晶文社)の中に、面白い話があります。にんにくは1665年にロンドンでペストが大流行した時に医師会が勧めた治療薬の1つであったそうですが、…
皆さん、毎日よく眠れてますか?一般的には7~9時間の睡眠が望ましいと言われますが、その質と量が免疫力に影響を与えることが分かりました。ある研究では夜間の睡眠時間が7時間未満の人は、睡眠時間が8時間以上の人の3倍も風邪などの感染症にかかりやすいこ…
免疫が低下する原因として、以下のことが考えられます。①皮膚、粘膜の代謝が低下する(細菌やウイルスから守るバリアーが弱まる)②体温の低下③精神的・肉体的なストレス④食生活の乱れ⑤加齢 今日は免疫力を高める野菜に含まれるビタミンのお話をします。①ビタミ…
一般的に体温が1℃上がると、免疫力は一時的に5倍もアップするそうです。健康維持のための理想的な体温は36.5~37.0°くらいです。 さて、基礎体温を上げるには‥‥ 1.毎日少しずつでも歩こう いきなり高い目標を作るのではなく、1回15分程度を何回かに分けて、…
今回は健康になるための運動についてお話しします。皆さん運動はしていますか?スポーツジムに通っていた方も、いまは通うことが難しい状況ですね。 私はほぼ運動はしていませんでした。それは営業の仕事でしたので1日でかなりの歩数を歩いていたから良いと…
コロナウィルスが世界で猛威を振るっています。まだワクチンや治療薬の無いウィルスなのでパンデミックの様相となっています。しかし、若者や子供は重症化せず、中には気が付かないまま治癒する場合もあるようです。 現代人は仕事やメンタルでのストレスを抱…
アリシンの抗菌力については、色々な研究成果がありますが、平成29年度の秋田県立大学の学生自主研究で以下の発表がなされています。色々な食材を調べた中で 1.抗菌性が確認できたのはにんにくと緑茶であった。2.にんにくには含硫化合物アリインが含まれ…
皆さん、薬は何からできているかご存じですか? 約90%以上の薬は石油からできています。人類は古くから薬として利用できる植物を見出してきました。現在使われている薬の多くも、植物成分が元になっています。 《植物から得られた代表的な薬》 ケシを原料と…
ビタミンB1は糖質の代謝には欠かせないもので、活動するためのエネルギーを作るものです。これが欠乏すると末梢神経、中枢神経、循環器系、消化器系にも悪影響を及ぼします。 「疲れる」「意欲が起きない」「イライラする」など現代人に多い症状もビタミンB1…
昨日、お昼ご飯を食べようと歩いていると、松屋の「ガリたま牛めし」(並490円)のPOPが目に入りました。コピーに「牛めしにザーサイ×ニンニク×生玉子を加えた〝超スタミナ丼″で闘魂注入!」とあり、日頃、ニンニクやガーリックと言う言葉に強く反応する私とし…
引き続きコロナウィルスの話をします。中国での流行が収まりつつあるようですが、ヨーロッパ、アメリカでとてつもなく勢いを増しています。 日本政府の対応はマスコミなどでは批判を浴びてますが、確かにPCR検査数は少なく陽性患者数の不確かさは否めません…
良く免疫力と言う言葉を聞きます、最近はコロナウィルス対策として「免疫力を高める」ヨーグルトや納豆がスーパーでも品薄状態だそうです。 現代人は長い通勤(私の経験)や仕事でのストレス、喫煙や飲酒、ファーストフードなどの加工食品中心の食生活など免疫…
今年の花粉症は新型コロナウィルスの陰に隠れてマスコミ報道などでもあまり触れられませんね。さいわいに今年は例年と比べても飛散量が少ない~少な目とのことです。 花粉症の方はマスクをしていても咳き込むと、あらぬ疑いをかけられますので面倒ですね。私…
研究者やマスコミからは、がんの予防法がさまざまと出されます。また、これを食べるとがんにならないなどの話しも多く聞かれます。しかしエビデンスが有る話はそれほど多くは有りません。 意外にあまり報道はされていませんが、1990年に総額約2000万ドルの国…
最も免疫力が上がる体温は中心温度で37.2°cとのことです。通常の腋窩体温は0.5°cほど低いと言われますので、体温計で36.5°c位を目指しましょう。でも、高齢の方や女性は36°cを下回る方も多いようです。 健康や美容のために、いま体温が見直されています。…
古代のインドではアーユルヴェーダ医療としてにんにくが使用されました。エジプトの薬物治療書「エベリスパピルス」には疲労、身体衰弱、手足の振るえを伴う神経系疾患などの効用があるとして、にんにくをはじめとした治療薬が記載されています。 近世に入る…
日本では健康や美容のためとして「にんにく」はあまり食べないようです。それは日本では昔からにんにくは強壮剤としてのイメージが強く、さらに独特の臭いも嫌われていることが原因のようです。またにんにくの科学的な情報が不足しているため、消費者ににん…
サプリメント先進国アメリカでのニンニク事情はどうですか? 古くはアメリカの国立ガン研究所が1990年に発表した「デザイナーズフーズ・プロジェクト」と言う、莫大な予算と時間をかけたプロジェクトで「にんにく」をガン予防に効果のある野菜のトップと位置…